守るべき光 〜Life〜

中へ入ると

女王様が正面にいる

光輝いているのは自分が慕い崇拝するからではなく本当に輝いている

直視する事ができず周りをみて緊張をほぐす

左に大臣のヴァルがいる
何か女王様と話をしているが今の状態ではよく聞こえない

右の方に目をやると姫のリリアがいる
年が同じで幼少の頃はよく遊び雄の様に活発な子であったが女王の跡継ぎとして教育をうける為に施設にはいり今は上品さをみにつけている

その横に我が隊長のアレンがいる

女王様に何か熱弁している

動揺もやわらぎ少し冷静さを取り戻しアレンの話に集中してみる


私は城の移動は反対です

この城での防衛訓練もしてますし今までも敵襲を防いでいる実績があります

今移動となると新たな場所での戦略と訓練に時間がかかる他に兵の士気も低下します

移動は反対です

訓練や兵だとかを気にしてる様だがそれらはみな女王様あってのもの第一に考えるのは女王様の安らげる場所の確保だ

ヴァルは逆手にとるように反論する

自分がよかれとした事に両者が口論し護衛隊の身分でありながら隊長を支持できないでいる事に違和感を感じる


アレンのゆー事も私を思っての事移動せず現状維持でいきたいのだが
見つかった城は絶好の条件付きの場所これを放置するのはあまりにももったいない

明日移動を開始する

マイヤーよくやりました

女王はマイヤーをたたえる

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