青い過日
寝ても覚めても…、なんて信じていなかったけれど、いつも遼のことを考えるようになった。


今日は天気がいいね、遼。

とか、

古典の授業が眠いよー、遼。


とか…、


心の中でいつも遼に語りかけた。


メールをしてもいいのかもしれないけど、あんまりくだらないことでメールしたら、うざいかなって思って、遼に嫌われるようなことはしたくなかった。
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