青い過日
遼は家まで送ってくれた。
わたしはひとりで帰れるって言ったんだけど、遅くなったからって送ってくれた。

遼の家族は結局誰も帰って来なくて、ずっとふたりきりだった。


はじめてが終わると、遼はさっさと服を着て、お茶を飲んでた。

わたしも慌てて服を着て、また少しおしゃべりした。


感想みたいなことは何も言ってなかった。

終わってから気付いたけど、ゴムとかはつけてくれなかった。


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