青い過日
「…今、ゆいめっちゃ嬉しそうな顔したっ…」

「えっうそっ!」


遼はしばらく笑っていたが、美味しそうなパフェにわたしはすぐに手をつけた。


「…美味しーい♪」

「らしいね。ここのは。」

「遼くんは食べないの?」

「遼でいいって。俺は甘いもの食えないんだ。でもコーヒーもうまいからここは。」

「そうなの?勿体ないっ。こんな美味しいの食べれないなんて、人生の9割損してるよー!」

「それ、ほとんど損してるし…」
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