青い過日

別れ

「上で飯食お。」


お昼になると、達志が言った。


「う、うん。」


わたしは震える手でカバンを持った。


屋上は気持ちよく晴れていた。

雲ひとつなくて、わたしの心とは正反対だった…。
< 95 / 165 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop