【完】天使を射止めよ、男達!!〜加筆修正中〜
【アラタSide】
俺は、昴に呼び出しをくらった。
―…遡ること、数分前。
生徒会室でお茶飲んで寛いでたら、
突然俺の携帯が鳴った。
「煩いですね。早く出て下さい」
「ほんと、何でこの曲なんだよ。趣味悪ぃな」
「あははっ!おじいちゃんだからね〜」
何なんだよこいつらは!
何か起きればすぐ色々言ってくんだから…
俺はめっちゃ不機嫌になりながら、通話ボタンを押した。
ピッ
「…もしもし?」
<あ、アラタ?今すぐ僕の部屋来て。羅々が大事な話あるから>
プッ…ツーツー…
………早い。
つか拒否権無し?
すると辰志が、
「誰だよ?」
つったから、
「ぁあ?昴だけど…」
俺が素直に答えると、
ギロッ
えっ何?(汗)
3人とも、ものすごい勢いで俺を睨んできた。
「何故、アラタに電話がくるんですか?(死ね)」
わりといつもニコニコしてる苓なのに、明らかに俺に向けて殺意が感じられる。
顔が怖えぇっ!!つか死ねって…目で言ってね!?
ちょっ待っ…ひ、冷汗が……