【完】天使を射止めよ、男達!!〜加筆修正中〜
私は応援隊の皆の前に立った。
「皆、わざわざここまで来てくれて…ありがとね?」
男の格好してるのにも関わらず、僕がわかるなんて、すごいよ。
私は、にっこりと笑顔を向けた。
「「「「「〜っ…!!」」」」」
バタバタバタバタバタッ
ブシューッボタボタボタ…
は!?
「だっ大丈夫っ!?」
急に、皆真っ赤になって倒れてしまった。
鼻血を出してる人もいる。
貧血か…何かかな?
「「「「「無自覚詐欺師だ…っ…」」」」」
それを見ていた皆は、昴のことを、改めて殺人兵器だと思った。
「…っ…すっ昴様!!とにかく頑張ってくださいまし!昴様なら楽勝ですわっ♪」
会員No.1の轟木(トドロキ)さん(会長)が励ましてくれた。
「Sure.」
(もちろん)
私は轟木さんからの声援に英語で返し、背を向けてひらひらと手を振った。
「「「「「(だ、誰よりもかっこよすぎる…!!)」」」」」
皆が皆、ほうっと息をもらした。