【完】天使を射止めよ、男達!!〜加筆修正中〜
「昴さまぁ〜ファイトですわっ!」
「「「「「昴様〜!!」」」」」
「「「「「昴〜がんばれよ〜!」」」」」
「す〜ちゃあんっ!勝たないとあたし怒っちゃうからぁ!す〜ちゃんの恥ずかしい写真、バラ撒くからぁ〜!!」
羅々に脅されました。
何かわからないけど、弱みを握られていたようで…(泣)
やります。いや、やらせていただきます。
「「「「「(恥ずかしい写真って…っ…)」」」」」
皆は、軽く想像して赤くなった。
「昴〜がんばれよ〜!羅々の話し相手は俺に任せろ〜」
ニッと笑ったアラタに言われた。
お前に相手なんかできんのかよ、犬。
「(あれ?誰とも話してないはずなのに、悪口言われた気がする…)」
アラタは何故か落ち込んだ。
《ではいちについて…よ〜い……スタートッ!!》
パンッ
合図とともに、第1走者が走り出した。
因みに私はアンカーです。
ブロック対抗リレーには、苓と辰志も出るらしい。
だから…かなり応援されてた。
午後からきた、他校の女子から…(笑)
うち、一応男子校だしね。
私も負けないようにしなきゃっ!