【完】天使を射止めよ、男達!!〜加筆修正中〜
暫くそれを見ていると、書いた張本人が現れた。
やってきたのではなく、現れた。
「…昴…俺の字、ちゃんと見た?」
あぁ。それを聞きに来たのか…
「今、見てたよ!やっぱり紫雲は、字が上手だね」
私がそういうと、紫雲の顔がほんのり赤く染まり、それから満面の笑みを浮かべた。
ドキッ
まただ…。やっぱり…私の胸…おかしいんじゃない?
なんか身体に悪いことしたかな?
昴はまた疑問に思った。
ただ、朝から紫雲のとびっきりの笑顔を見られて、私は清々しい気分だった。