【完】天使を射止めよ、男達!!〜加筆修正中〜
ピアノ弾きすぎて、手が…動かなくなってきた。
もう、こうなれば…そろそろバイオリンに移ろう。
近くに立てかけていたバイオリンに手をかけ…
「昴ねぇ〜〜〜っ☆」
…られなかった。
まさかのこのタイミングで、しかも繁盛している中で、架唏琉&渉にぃご来店。
背後にただならぬ殺気が…
後ろを向くと、羅々が…そりゃあもう般若のような顔をして立っていた。
ひぃぃ…怖っ!!
黒いオーラを放ちながら、羅々はボソボソと何かを呟きだした。
「なんでこのタイミング?かけるちゃんが来たら、す〜ちゃんが集中出来ないじゃん。…しかも?す〜ちゃんはブラコンだし?はぁ…何?神様はあたしに、怨みでもあるわけ…?」
めっちゃ怖いっ…!!
途中から話飛んで、神様の域に達したし。
まず神様が意地悪するわけないでしょ…
羅々自体が神じゃん…『大魔王』と言う名の…
「あたしは大魔王じゃないよっ!す〜ちゃんっ!!」
えっ!?なに!?読心術!?
「す〜ちゃん…声に出てるから…」
あれ?
私としたことが…(笑)