【完】天使を射止めよ、男達!!〜加筆修正中〜
暫く歩くと、デカいホールが見えた。
おっ……着いた??
へぇー広い!
《――…です。それでは……》
声が聞こえる…もう始まってるし。
当たり前か…(汗)
《では、新入生代表挨拶……桜木 昴君》
やばいっ!呼ばれちゃったよっ!!
ザワザワ…
出て来ないことにざわついてる…。恥ずかしいけど、仕方ない…開けよう。
ガチャッキキィ…
ドアを開けると、一斉に皆の視線が突き刺さる。
そして、私の靴の音だけが響く。
ステージに辿り着き、マイクをオンにした。
《遅れまして申し訳ございません。新入生代表、桜木 昴です。皆様、この度は代表の挨拶をさせていただき光栄です。この学校で皆様とともに成長し、分かち合える心を育み、思い出に残る学校生活を送れるようにと思っております。ご入学、心からおめでとうございます》
パチパチパチパチッ
よし、終わった。どっと疲れたぁ…
私は用意されていた代表用のイスらしき場所に座った。
暫くして、入学式は終わった。
さて、教室っと…。…ん?あれ…??