【完】天使を射止めよ、男達!!〜加筆修正中〜

ガラガラガラ…

「しっつれいしまーす♪」

「失礼します」

「あ〜!やっと来たぁ〜!!2人とも、遅いんだから〜!」

生徒会室に入ると、既に皆揃っていた。

「ごめ〜ん、せ〜ちゃん!」

「もぉ〜羅々っぺは〜」

コツンっと可愛く羅々を小突く、星。

何なんだ、この緩やかなコントは。

「おい、星!俺のららたん取んじゃねぇー!!(怒)」

しかも、アラタはマジギレ。

正直、もうすぐライブっていうのに…ココ、うざい。

「五月蝿いですよ、そこ」

ギャーギャーと言い合っている2人に、ピシャリと苓が冷たく言い放った。

「「す…すみません…」」

「さぁ、始まりますよ、ライブ。一応ラスト合わせします?」

「そうだね。星が心配だし」

「だっ大丈夫だよ〜」

目を泳がせながらそう言う星は、全く大丈夫そうではないと思う。

まぁタンバリンだし、ある程度なら間違っても大丈夫だろう。



< 224 / 460 >

この作品をシェア

pagetop