【完】天使を射止めよ、男達!!〜加筆修正中〜
┗総テスとアイツの怖さに乾杯
「「「「「ぅぉおおおおおお…ついに来たぞ?この日がぁああぁ…っ!!」」」」」
「俺らも頑張んないと、羅々様とか昴に殺られんじゃね?やばくね?」
「「「「「や…………やべぇ…」」」」」
小声で叫び続けるクラスメート達は、冷や汗をかき猛スピードでテスト勉強を始めた。
ガラガラガラ
「おっはよぉー皆っ!」
にっこりと元気に挨拶する羅々。
「「「「「おはようございまっすっ!羅々様!昴っ!!」」」」」
皆はノートに目を向けたまま、小声で挨拶をしてきた。
な…なんでこんなに必死なの…?
「おはよう」
私も一応、小声で挨拶しといた。
皆の背後に、何かが取り付いたような黒い渦が見えるのは、きっと幻覚だよね。
……うん。
皆、頑張れ。
そして……ついにテストが始まった。