【完】天使を射止めよ、男達!!〜加筆修正中〜
「昴に怪我させたら、お前が逝っても、ギロチンだぞゴラ」
茅玻琉がまたキレている(汗)
「(せめて逝った後くらい、安らかにしてほしい…)」
アラタは、自分が不憫に思えた。
「アラタ〜一応がんば〜☆」
羅々…彼氏に、一応ってかわいそうだろ…
「おっオうっ!任せろっ!」
何故か曖昧な応援にもかっこつけるアラタ。
「…アラタからくれば?」
私はアラタに先制を譲った。
「んじゃ、よっと」
拳を向けてきたので、ヒョイッと交わし、鳩尾に、
ボカッ
チーン…
享年 新野 アラタ 16歳。
…今までありがとう。
少なからず、君には…多分助けてもらったような気がするよ。
アッチの世界でもお幸せに。
君のバカさで、皆を笑わせるんだよ?
夕焼けにアラタの肢体が空しく倒れていた。
その影が、悲しみを帯びていたのは、伏せておこう。
まぁ…特にアラタがいなくても、困る人なんていないし。
羅々には星がいるし。(お笑いコンビ)
書記は…実際、紫雲だし。
……アラタ…どんまい。