【完】天使を射止めよ、男達！！〜加筆修正中〜

私が首を傾げていると、

「昴…かっこよかった」

そう言う紫雲は、笑顔ながらもかなり疲れている様子。

「ありがと」

相当うざかったんだな…
紫雲は、うるさい女が嫌いらしいし…

「昴っち〜惚れ直したぞ〜☆」

え、何それ。
私の困惑をよそに、普通に抱き着いてくる星。

気持ち〜スベスベお肌〜っ♪とか言ってる（汗）

「おい、離れろ星」

額に怒りマークを浮かべている辰志が、星を私から引き離す。

「流石ですね、昴。僕も、惚れ直しましたよ？」

にっこり笑う苓。
ある意味怖い。

「あははっ…ありがとう！」

とりあえず私は…笑顔を見せておく。

「（冗談だと思ってますね…フフッ）」

苓は昴の相変わらずさに微笑した。