【完】天使を射止めよ、男達!!〜加筆修正中〜
そして…私達は、2人を木陰から見守っていた。
珠輝…居場所無いよね。
今、完全に2人の世界になってるし。
気の毒に…(泣)
アラタの言葉を聞いた羅々は…俯いてる。
アラタ…正直、ちょっとだけ見直したよ。
あのストレートさはグッとくる
「あっ……あ……アラタぁああああっ!!あたしも、大好きなんだから〜!!」
ドォーンッ…と、羅々がアラタに向かって突進した。
「ごめんね?ごめんね?これ計画だったの。ごめんね?ヤキモチ焼いちゃったの」
アラタはその言葉にポカーン顔の拍子抜け。
「なっなんだ…よかった」
安心してへたりこんだ。
よし…一件落着。
…皆も安心してる。
…あれ。でも。
ふと疑問に思ったことがあり、私は皆のほうを向いた。
「でもさ…実際皆も、私達のこと忘れてたんじゃないの?」
私が不意をついたからか、ギョッと目を見開く男達。