【完】天使を射止めよ、男達!!〜加筆修正中〜
……すっかり夜も更け、架唏琉がチケット売り場で待っていてくれた。
生徒会メンバーもいる。
「あ!昴っち〜!!」
星がタッタッタッと走ってくる。
可愛いな、小動物…
「俺、なんでかわかんないけど、昴っち見失ってさ〜…迷子になってたんだよ〜!!」
涙目の星。
あぁ…かわいそうに。
「だから、僕が探してあげたでしょう。本当に心配しましたよ」
苦笑いの苓。
うりゅうりゅ泣く星。
は…はは…(笑)
あれ?辰志は…?
横を見ると、何故か紫雲とアイコンタクトしてるみたい。
「(お前、告ったな?)」
「(悪い?)」
「(悪かねぇよ。気持ちは自由だしな)」
「(何それ。俺が辰志に負けるってこと?)」
「(俺、欲しいもんは全力で勝ち取りに行く主義だから)」
「(奇遇だね。俺もだよ)」
…バトってる雰囲気が漂ってる気がするのは…何故なんだろう…(汗)