【完】天使を射止めよ、男達!!〜加筆修正中〜

……すっかり夜も更け、架唏琉がチケット売り場で待っていてくれた。

生徒会メンバーもいる。

「あ!昴っち〜!!」

星がタッタッタッと走ってくる。
可愛いな、小動物…

「俺、なんでかわかんないけど、昴っち見失ってさ〜…迷子になってたんだよ〜!!」

涙目の星。
あぁ…かわいそうに。

「だから、僕が探してあげたでしょう。本当に心配しましたよ」

苦笑いの苓。
うりゅうりゅ泣く星。

は…はは…(笑)

あれ?辰志は…?

横を見ると、何故か紫雲とアイコンタクトしてるみたい。

「(お前、告ったな?)」

「(悪い?)」

「(悪かねぇよ。気持ちは自由だしな)」

「(何それ。俺が辰志に負けるってこと?)」

「(俺、欲しいもんは全力で勝ち取りに行く主義だから)」

「(奇遇だね。俺もだよ)」

…バトってる雰囲気が漂ってる気がするのは…何故なんだろう…(汗)



< 296 / 460 >

この作品をシェア

pagetop