【完】天使を射止めよ、男達!!〜加筆修正中〜
「すぅ〜う〜ちゃん!聞いてるっ!?コレ、あ じ みぃ〜!!」
私は誰にあげるか決めてないので、生徒会の皆にあげようと思ってる。
調理実習のテーマは…
『肉料理に愛情なんてもんは必要ないんじゃボケェ!!』
である。
きっと、まちこティーチャーの今の状況(独身)が彼女の本来の性格をねじ曲げているのだろう。
…本来を知らないから断定はできないけど(笑)
補足するが、今さっきから羅々が言っている『味見』とは、肉料理にかけるソースである。
色は………緑だ。
エイリアンの血ではないかと思うくらい………緑だ。
「す〜ちゃんっ!んもうっ」
私のあまりに頑なな無視ぶりに、プリプリ怒り出す羅々。
けっ…自分で食えよ。
こちとら命がかかってんだよ、コラ。
「羅…羅々様?俺が味見しましょうか…?」
ぉおっ!?ま、まさかの救世主!?
しかも…あのパンダだ!
…君の八重歯が眩しいよっ!!
笹原…通称:パンダは、文化祭実行委員だった奴で、そのときから友達である。
今ではあの文化祭実行委員の面影もなく、羅々のパシリになっている(泣)