【完】天使を射止めよ、男達!!〜加筆修正中〜
「んで?」
「「『んで?』じゃねぇよっ!!」」
スカしてんじゃねー!とかアラタに言われながら、激しくツッコまれた。
「だから〜目玉焼きがさ〜…」
羅々がまた一から説明するのかと思うと、私の意識は遠退きそうだから阻止しよう。
「それはもういい。それ以外になんかあるんじゃないの?いちいち夫婦喧嘩に私を巻き込まないでくれるかな?」
眉をひそめ、あからさまに不機嫌な顔をし肩を竦めると、
「「でへっ…」」
2人は何かしら照れた。
私…なんか恥ずかしがられるようなこと言ったっけ?
「とにかく、他の話して」
「そうそうっ!せ〜ちゃんとさ〜お笑いコンビ組んだじゃん?」
「うん」
「そんときの優勝商品がさ〜旅行券だったよね?」
「うん」
「だから、冬休みの今こそ…そこに皆で行くべきだと思わない?」
………なんだ。
普通の話あるじゃん。
だったら目玉焼きにかけるものの話要らないじゃん。
めっちゃ聞いて損した。