【完】天使を射止めよ、男達!!〜加筆修正中〜

「「ぇええええっ!?」」

珠輝と菫は後退り。
雪梛は確信でもあったかのように、1人で頷いている。

「どうかしたの?」

私が聞くと、かなりテンション高めの珠輝が、

「なっなんだよその格好!!つかつか普通に美少年だよ。ありえねぇ〜よ〜俺負けるよ〜」

顔をギンリギリまで近付けて来た。

「ど…どもっす」

一応、お礼…言うとこだよね?

「かぁあああっ!美少年は『どもっす』とか言ってもカッコイイんだなぁ〜ったくよぉ〜」

腕を組み、ふんふん頷きながら納得している珠輝。

…親父か。
居酒屋の親父じゃねぇのか、てめぇは。



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