【完】天使を射止めよ、男達!!〜加筆修正中〜
「眺めがいいね〜♪」
あたしは紫雲に連行され、部屋へと入った。
「…うん」
「ていうかさ〜…部屋割どうするのかな?」
チラ、と紫雲を見ると、
「俺…昴と一緒がいい」
私をじっと見てそう言った。
「ん?もちろんいいよ〜」
「(普通ダメなんだけど…)」
反応無しの紫雲を不思議に思い、
「ん?どうしたの?紫雲」
声をかけた。
「いや…別に?無防備だな、と…」
無防備??
「なんで?だって、テロリストに狙われるわけでもないし、防備する必要ないじゃん」
「(セレブの勘違い〜!!!)」
何故か紫雲が、何かを言いたげに口をもごもごと動かした。
「??」
訳がわからないよ…