【完】天使を射止めよ、男達!!〜加筆修正中〜
「ねぇ羅々、私も羅々の身体洗うよ」
私は羅々に、悪意を隠した善意の笑顔を向けた。
「やったぁ〜♪」
素直に騙される羅々。
…ふっ…ちょろいな。
「じゃあまず、目ね」
「へ?目?普通頭じゃ痛ァ!!!」
私は羅々の目に、直接泡をぶつけた。
「大丈夫だよ」
「いったっ!!いったいよ!!大丈夫じゃないよっ!!」
「次は、背中だね」
「流してよぉ〜」
目は洗わずじまい。
せーぜー耐えやがれ(笑)
「(すっす〜ちゃんってば、さっきの仕返ししてるよね??ていうか、あたし生きて帰れる…?)」
羅々は、不安を心に閉まった。