【完】天使を射止めよ、男達!!〜加筆修正中〜
「は?何か言ったか?紫雲」
「いっいや、何でも…って、アラタダメ!!」
昴が脱ぎはじめたので、紫雲はアラタの目を手で覆った。
「…(耐)」
「おぃっ見せろよ紫雲!お前見てるくせにっ」
「俺だって見てないよっ耐えてるんだから!」
「意味ねーだろっこれじゃっ」
「いいよ別にっまず、アラタは羅々がいるじゃん!」
「うっせーそれとこれとじゃ話しが別だろっ」
「何だよそれっアラタなんか温泉の中に沈めてやるー!!」
ジャポンッ
「つっつめてーー!!」
「あ」
紫雲は間違えて、アラタを水風呂に入れてしまった。
そこで、ついに昴と羅々の声が聞こえた。
「やばいっ」
紫雲は急いで男湯の方へ行き、高い壁の上から下を覗いた。
「(湯気があるからいい、湯気があるからいい…っ)」
自分自身にそう言い聞かせながら。