【完】天使を射止めよ、男達!!〜加筆修正中〜
「何そのエロ親父的目線はっ!!」
「いやいや…」
「(なっなんか…目が霞んで昴のすごいのが見れねー!!なんで霞むんだよっ)」
身体と心は反対で、身体の方にガタがきていた。
寒さで震え、なかなか前が見えなくなっていた。
「まぁ、男どもが発狂するわね〜これはっ」
「「(はっ発狂!?)」」
「そんなにっそんなになのっやっぱりっ」
湯気のシルエットで、想像を膨らませる紫雲。
「(見たい…見たいのに、震えとこの湯気が…)」
自分の無力さに、ただただ哀しくなったアラタ。