【完】天使を射止めよ、男達!!〜加筆修正中〜

「……なぁっ?!?!」

そこには…衝撃的な…

衝撃的な……

「おい、ちょっ!離せぇえええーー!!!」

猛烈強烈…な、キスをされている辰志がいた。

「…………」

私は沈黙。
後から来た羅々は、あんぐり。

だって、そのキスをしている人は……

「ん…昴…?」

……私の知らない、苓だった。

「(当たり前だろっ!てか、あたしも知りたくなかったわい!)」

羅々は、心の中で鋭くツッコミをかました。

「れ…い?」

「ふふっ…す〜ばる〜…当たり前…でそーが!」

『呂律が回ってない=酔っている』

ばっばかーー!!

誰だよ、苓に酒飲ませたの!

「おっ…俺…」

私の心の叫びの返事をしたのは、辰志だった。

じゃあ…

「自業自得だね」

「う…うわぁああっ!!(泣)」

壊れた辰志。

どんまい…私は、今の出来事にそっと蓋をしておくよ。
2度と思い出せないように、がっしりとね。



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