【完】天使を射止めよ、男達!!〜加筆修正中〜
「…はい」
「ぅ…ぅえええええっ?!」
辰志と紫雲に続き…苓までっ?!
何故?
なんで私なのっ?!
「下品な叫び声ですね…」
「えっ…いや、っえ?!」
まさかあの苓が…
私のこと…好き?
えぇーっ?!
「……まぁいいです。そんな反応だと思いましたから」
「だーよねっ!!昴っち相手はねっ!!」
「「?!」」
後ろから…聞き覚えのある声が…
「ははーん…抜け駆けとは、ずるいぞっ苓くんっ」
「……星…ですか」
振り返ると、星だった。
「あれ?星、お酒抜けたの?」
「ふふー…」
「……抜けてないんだね…」
お酒があまり抜けてない星が、いきなり私達の座っているベンチの後ろから出てきた。