【完】天使を射止めよ、男達!!〜加筆修正中〜
「と、ゆーことで。昴っち?」
「ん?」
星は、ベンチに座っている私の目の前に来て、腰を屈め、視線を合わせた。
そして、すごくにこやかに微笑む。
「好きだよ」
………?
「…ほぇ?」
「昴、好きだそうですよー…」
「ちょっと!!れ〜!!邪魔しないでよっ俺は邪魔しなかったじゃん!!」
「いいじゃないですか。別に。昴は、何回も念を押さないと気付きませんから」
「……す…好き?星も…なの?」
「そーだよ。俺は、昴っちがダイスキ♪」
ボンッ
うっわわわわっ
何か…何かっ顔が熱い!!
なんでなんでぇええ?!
「はははっ意識してるんだね?昴っち!!」
「調子こくなよ星。イラつくから」
「なんだよっムードぶち壊し!!」
ギャーギャー…
ど…どどどどどうすればいいの…?