【完】天使を射止めよ、男達!!〜加筆修正中〜
かれこれ10分。
「俺だって礼儀正しいし!」
「何を言ってるんだ!お前は、礼儀の『れ』の字も頭に無いだろう!!」
「あるよそんくらい!くっそー!!超ムカつく〜っ!!(怒)」
ギャーギャーギャーギャー…
…はぁ。…まぁだ続くのかよ。
もう、ほっとこ。
「ねぇ神田、もうリビング行っちゃわない?」
まだ言い争ってる2人を無視して、私は神田とリビングに行くことにした。
「はい…しかし、よろしいのですか?」
神田は優しーなぁ…(笑)
「いいよいいよ。行こっ」
そう言い、私は神田を引っ張って部屋を出た。
「「あっ!!」」
残された2人は、閉まったドアを見て、
「「あ〜逃げられた…」」
拗ねたように、小さくそう呟いた。