【完】天使を射止めよ、男達!!〜加筆修正中〜
父様は私の睨みにギクッとして、目を泳がせた。
私は冷静に考えて、あることに辿り着いた。
ははぁーん…なるほど…そういうこと、かな?
私は父様の目をしっかり見据えた。
「…つまり、今の私を社会に出しても男社会の財閥には着いて行けない。それでは、家も安定しない。今のうちに経済を知る為、世間を知る為、お嬢様学校ではなく、男のいる共学の学校に行け。ということですね?」
私の言葉に、父様は目を見開いた。
「おぉ〜流石だねぇ昴。超冴えてる☆でも1個だけ、ハズレかなー?」
ハズレ?って…何がだろう…。い、嫌な予感しかしない…(泣)
「んでね〜…その高校なんだけど…あはっ♪だ ん し こ うなんだ〜(笑)」
テヘッ☆
父様は何を思ったのか、舌を出し自分の頭を小突いた。