【完】天使を射止めよ、男達!!〜加筆修正中〜
そして昼休み。
「ねぇねぇす〜ちゃん、食堂行ってみない?」
食堂かー…ま、確かに行ったことは無いけど。
ま、入学したばかりだしね(笑)
「うん。いーよ」
ていうか、聖薔薇の食ど…カフェテリアと、どんな違いがあるんだろう…?
「あっ!ここだぁ!!」
羅々の声に下を向いていた顔をあげると、
「うわ、やっぱ広い…」
聖薔薇のカフェテリアに負けず劣らずの食堂だった。
流石、宝来高校。食堂にもきちんと設備が行き届いてるんだな(笑)
周りが少しざわついてる気がするけど、とりあえず気にせずにいこう。
「で、何食べるの?」
私はカウンターに肘を突きながら、羅々に尋ねた。
「え?もっちろんっ♪オムライスに決まってんじゃん!!」
羅々は何故か、自信満々に胸を張ってそう言った。
なるほど。確か…私達が幼い頃、お昼によくオムライス作ってたなぁ…
・・
私が(汗)