師匠はコスプレ☆メイ探偵
エスカレーターはわりと高速で、十五階にたどり着いた。
「どうぞ」
「あ、ありがとうございます」
類は先に降り、師匠の部屋を探した。
紙には1501と書かれてあった。
エレヴェーターのほぼ正面に、その1501と書かれたドアがあった。
ふと廊下沿いのほかの部屋を見ようとして妙なことに気付いた。窓は幾つもあるのだが、ドアはこれ一枚しかない。
「影山探偵のお部屋ですよ」
白ずくめが言ったのに、はっとしてエレヴェーターを降りた。
続いて白づくめが降りると、エレベーターの扉は待ちかねたようにぴたりと閉まった。
「何で、知ってるの?」
類は白づくめを振り返った。
「どうぞ」
「あ、ありがとうございます」
類は先に降り、師匠の部屋を探した。
紙には1501と書かれてあった。
エレヴェーターのほぼ正面に、その1501と書かれたドアがあった。
ふと廊下沿いのほかの部屋を見ようとして妙なことに気付いた。窓は幾つもあるのだが、ドアはこれ一枚しかない。
「影山探偵のお部屋ですよ」
白ずくめが言ったのに、はっとしてエレヴェーターを降りた。
続いて白づくめが降りると、エレベーターの扉は待ちかねたようにぴたりと閉まった。
「何で、知ってるの?」
類は白づくめを振り返った。