師匠はコスプレ☆メイ探偵
「あ、そうだ。トキさんって人が来てるんですけど」

「ああ、彼は放っておいていい。ここの家政婦代わりもしてくれているんだ。どこかの弟子と違って、自給を取ったりしないでな」

「何のメリットがあるんですか?妖しいですよ、そんな人家にあげていいんですか?」
 
師匠はちらりと類を見た。

「いいんだ」
 
あ、そうですか。
 
それ以上口を突っ込むと、自分も自給をカットされそうなので、類は黙った。

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