師匠はコスプレ☆メイ探偵
「ほほう、あなたは、タバコをお吸いにならない。吸殻入れが綺麗です」
勝手に吸殻入れを開けてのたまう。
中には確かに吸殻はなく、代わりに、レモンの芳香剤が詰まっていた。
「レモンの香りがお好みなんですね。いや、別にお手間は取らせません」
何を言ってるんだか。
「実は先日カミさんと話してたんですがね、彼氏がいたら、類君は仕事の後でまで別のアルバイトをしたりしないんじゃないかと、カミさんがいうんですよ」
「お金のかかる彼氏かもしれませんよ」
「そんなオトコに引っかかるようなタイプでは、あなた、ありません。もっとしたたかです」
勝手に決めるな。
勝手に吸殻入れを開けてのたまう。
中には確かに吸殻はなく、代わりに、レモンの芳香剤が詰まっていた。
「レモンの香りがお好みなんですね。いや、別にお手間は取らせません」
何を言ってるんだか。
「実は先日カミさんと話してたんですがね、彼氏がいたら、類君は仕事の後でまで別のアルバイトをしたりしないんじゃないかと、カミさんがいうんですよ」
「お金のかかる彼氏かもしれませんよ」
「そんなオトコに引っかかるようなタイプでは、あなた、ありません。もっとしたたかです」
勝手に決めるな。