壊れそうな運命の恋



コンコン



ノックをする音が
静寂に包まれていた空間を
壊した。



『亜季ぃ〜
まだ終わらないの?
ハンバーグ冷めちゃうよ。』



冷めたら
チンすりゃいいだけじゃん…。



まっちゃんとの
ひとときを邪魔されて
私は機嫌が
少し悪くなった。



『もう少し待ってて』



私は まっちゃんを
ベッドに置き、着替えた。
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