壊れそうな運命の恋
だから竜二を利用したっていうのもある…。



東京は竜二の地元だから…。
竜二のそばにいたいなぁんていう理由で…。



別にそばにいたい訳じゃなかったけど…。



私って最低な人間だ…。



シュポッ-



私はポケットの中から
タバコを取り出し
タバコを吸った。



決して この部屋では
吸ったことなかったのに…。



竜二がタバコを
吸う女は嫌い
って言ってたから…。







私って竜二のこと
好きだったの?



今となっては
もう 分からない。



ただ心の中が
ぽっかりと穴が
空いているような
錯覚を起こしてる。



私も、巡り会えるのかな…。



竜二みたいに本気で愛せるような相手に…。



そんな日がくるのかな…。
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