君がいて…
警察の人が話始めた…
「今日の午後6時くらいに電話があったんです…『家に帰ったらいつもなら帰ってきてる時間なのに彼女がいない。しばらく待っていたら、七海椎夏を誘拐したと電話がかかってきた』という内容だったらしいんです…」
「相手の名前はわかるんですか??」
「心当たりあったらいいんですが…エニ レントと名乗っていました。」
「えっ!!エニ レントって言ったんですか??」
「はい…。もう少ししたらくると思います…」
「椎夏はいましたか??ハァ〜ハァ〜」
「居ましたが…誘拐されてないと言ってますが…」
「椎夏!!」
「憐斗…」
「ここ開けてくれ??なっ??一緒に帰ろ??」
「何言ってるの??私の家はここだし…」
そう言って椎夏ちゃんが俺の手を掴んで、手を繋ぐ格好となった…
「椎夏…って、お前誰だ??俺の椎夏に触んな!!」
「憐斗落ち着きなって…」
後ろから女の人が出てきた…その姿をみてびっくりして叫んでしました…
「琉莉!?」
「えっ??弥矢…なんでそこにいるの??なんで、憐斗の彼女と手を繋いでるの??」
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