君がいて…
「椎夏…うん、わかった…なんてそう簡単に言えるわけないだろ??」
「両親が死んで、岳ちゃん夫婦が私を引き取ってくれて…それは嬉しかった。でも、心のどこかで安心しきってなかった。そんな時に、仲良かった憐斗先輩に『俺を頼れ。俺がそばにいるから。叔父さん夫婦にも甘えろ!!』って言ってくれた時が一番幸せだっただよ??じゃあなんで、そのままでいてくれなかったの??」
「それは…椎夏が離れていきそうで怖くなった…高校が別々だったし…」
「離れるわけなかったんだよ!!あのままだったら…今でも付き合ってる!!毎日一緒にいた…」
「えっ!!」
「だって…あの時の憐斗が私の生きる希望だったから(泣)」
「ごめん…ごめん…」
憐斗が泣き崩れた…それをただ私は見ることしか出来なかった…隣で弥矢君が手をギュッと握ってくれた…それが大丈夫って言われてるみたいだった…それがなかったら私は絶対に逃げていた…
「両親が死んで、岳ちゃん夫婦が私を引き取ってくれて…それは嬉しかった。でも、心のどこかで安心しきってなかった。そんな時に、仲良かった憐斗先輩に『俺を頼れ。俺がそばにいるから。叔父さん夫婦にも甘えろ!!』って言ってくれた時が一番幸せだっただよ??じゃあなんで、そのままでいてくれなかったの??」
「それは…椎夏が離れていきそうで怖くなった…高校が別々だったし…」
「離れるわけなかったんだよ!!あのままだったら…今でも付き合ってる!!毎日一緒にいた…」
「えっ!!」
「だって…あの時の憐斗が私の生きる希望だったから(泣)」
「ごめん…ごめん…」
憐斗が泣き崩れた…それをただ私は見ることしか出来なかった…隣で弥矢君が手をギュッと握ってくれた…それが大丈夫って言われてるみたいだった…それがなかったら私は絶対に逃げていた…