君がいて…

そこには…
(本当にいいんですか??)
(えぇ〜良いですよ。実は、私達は弥矢にあまり興味がないから。弥矢に会う時間があるなら、幸補にその時間を裂きます。なので、弥矢のことでお世話になっている先生にこのような紙を書かせて貰って安心してます。弥矢がこれからする事には口出しはしません。あっ!!弥矢には彼女とお幸せにと伝えてください。もう、会うことはないでしょうね(笑))
｢だってさ…これで納得しませんか??｣
｢相手の名前を言わないでサインさせてるじゃないですか!?｣
｢弥矢君に興味がないから結婚相手の名前を聞かなかった…ご両親に落ち度がありませんか??｣
｢うっ…｣
｢それに…あなたの方はお願いであっても、椎夏の両親からは、椎夏を好きな人と結婚させてください…ただし、秦野総合会社の秦野幸補とは絶対結婚させないでください…と遺言があるでね…どっちみち、君とは結婚させらない(笑)椎夏の幸せが私達の幸せなんでね…｣