Love is
「嫌でした?」



少し首を傾げた上目遣い


無意識なんだろうから性質が悪い




ドキリとさせられる



「…貰ってく」


味付けは自分好みだった



「…ありがとうございます」





「それやめろ。これから一緒に暮すんだ。疲れるだろ」




愛美の顔を見るとわからないという表情をしている



「敬語。社長と電話してた時みたいに普通に話してくれていいから」



「…じゃあ。…何て呼べばいい?旦那さまとか?」





どうしてそこに…



「聖司。それが1番馴染んでる」



「わかった。じゃあ私のことは愛美って呼んで」







新婚2日目





順序はぐちゃぐちゃだけど




俺たちの関係は始まった


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