+.永遠の花.+


「それにしても翔太…」


「はいっ!?」





僕はおもわず声が裏返った。





「お前、背のびたなー。またデカくなったんじゃねぇの??」





…ああ。


な…なんだ、そんなことか…。


びっくりした。





「あ…うん、伸びたよっ!!今、130センチくらいかなぁ…??」


「ふーん。でもやっぱりまだチビだな♪」


「チ…チビじゃないもんっ!!クラスで1番背高いもんっ!!」


「はいはい、もっと牛乳飲めよ!!おチビちゃん♪」





お父さんも僕のこと


チビチビって言うんだ…。


お父さんだって昔はそうだったくせにっ!!


それに本当に僕、学年で1番大きいんだよ??


…そのせいで目をつけられやすけど。


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