+.永遠の花.+


あいつらはもう半泣きだ。


そんな一之瀬さんの様子をみかねて


麗華が一之瀬さんの腕に


抱きついた。





「一之瀬さんー、もうそのくらいでよくない??」


「れ…麗華ちゃん!?」


「もう十分反省しただろうし…ねっ??」


「けど…」


「だって君ら、今日から翔太の下僕になるんだもんねー♪」





麗華はあいつらに向かって


笑顔で言った。


…麗華の笑顔がこんなに怖いなんて


知らなかった…。


あいつらもポカンとした顔をしてる。





「ねっ??下僕になってこの罪が報われるなら簡単なことでしょ??」


「う…」


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