王子様は寮長様



「でもね。僕も負けるつもりはないから。先輩の心に入っていくから。」

「野上くん…」




私が相馬先輩のこと好きって気が付いている。

それくらい私を見ていてくれたんだよね…。

気が付かなかったな…。


野上くんの気持ちは嬉しいけど…でも…。


まだ私自身、気持ちの整理が出来てないのに…。


うぅ、どうしたらいいのよ。



あぁ~!頭ん中がぐちゃぐちゃしてきた…。







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