王子様は寮長様


先輩はプッとふきだした

そして私のストローを取って……



「んっん!?」

「おいしい?」



相馬先輩はストローで取ったかき氷を私の口へ。


先輩に食べさせてもらっちゃった……!



「こういうのもいいな」



先輩、ルンルンじゃないですかっ。


なんだかもぅ…。

先輩の顔が恥ずかしくて見れないよ。

サラっとこーゆーことするんだから…!


……きっと私が赤くなるってわかってるんだろうな。



ただ単に反応を楽しんでいるだけなのか…。

それとも……。





ねぇ、相馬先輩?


少しは期待しても…いいですか?









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