今日から私が


まぁ、敦也の部屋は、私の部屋の隣なんだけど…。


執事だしね。


「ん、じゃ着替えよー」


着替え終わった後、部屋から出て見れば、敦也が丁度部屋から出たところだった。


「もう着替え終わってらしたんですね」


「うん。まぁね」


オンだ…。


スーツ着てるから、当たり前かもしれないけど…。


会社行くから、スーツ着てるのか…。


「お嬢様」


「えっ?」


「車の準備が整っております」


「あ、ありがとう。じゃあ、行こうか」


かしこまりました、と敦也が返事をし、先に歩き初め、車のドアを開ける。


私が部屋に入ると、敦也が隣に座った。


…車、運転出来ないからね。
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