今日から私が
「失礼します…」
私が部屋に入ったのと同時に、何かに抱きつかれそうになる。
まぁ、避けてやりましたけど。
いつものことだしね。
「はーるかっ!酷いじゃないか」
「すいません。それより、用事とは?」
軽く凹んでるお父さまは、無視。
こんなのいつもだし、気にすることはない。
「……ん?」
ふと視線をずらしてみれば。
「……」
そこには、驚いた様子でお父さまを凝視する……イケメン。
うわっ!
凄い!
めちゃくちゃカッコいいっ!
敦也もカッコいいけど、この人もカッコいいなぁー。
どーせ、会社の女の人にキャーキャー騒がれてるんだろうな、このヤロウっ!