心から好きと言って【完】



将が居ると気分が軽くなる。




「・・・どした?指・・・。」




「ぁ、これ。紙で切れちゃったんだ。」




将には言わない。




言うほどのことじゃない。




「そ。飯、屋上で食う?」




「え・・・?」




一緒に食べていいの・・・・?




「・・・なんだよ、嫌か?」




私は首を横に振る。




将について屋上に行った。




おにぎりを3個も渡された。




「たくさん食ってその胸どうにかしろ」




なんて言われた。




・・・・・。




・・・B・・・じゃ小さいのかな・・・・。




自分の胸を見た。




確かに・・・、将と絡む子はみんな胸・・・・、




私より大きかったな・・・・。




なんて馬鹿なこと考えた。



< 112 / 204 >

この作品をシェア

pagetop