心から好きと言って【完】
「今回のことはただのケンカなんですか?」
・・・ケンカ・・・・?
廊下で聞こえた将の話しではそうなってた・・・・し・・・・。
「はい、ただのケンカです。」
警官さんは、座っていた椅子から立ち上がった。
「わかりました・・・・、今日はここまでにします。後日また聞きます。」
警官さんはそう言うとでていった。
・・・・。
私は警官さんが出ていくのを見てた。
「将、康太・・・ケガ・・・・大丈夫・・・?」
「うん、俺は大丈夫・・・留果は?ごめんな、ケガ・・・」
康太が言う。
「私は大丈夫だよ!それに、康太謝らないでよ!」
笑顔で言うと康太も優しい笑顔で笑ってくれた。