心から好きと言って【完】


マミ・・・って



女の人だよね・・・



私は、留果なんて・・・呼んでもらったことないよ・・・



「今日もそのまま学校行くから」



「うん・・・いってらっしゃい・・・」



将はすぐに出て行った



目尻に涙がたまる



私はひとりでまた、ベッドに潜った



・・・・



・・・



・・・



朝の7時



私は制服に着替える



もちろん、ひとり



鍵を閉めて学校に向かう



私は、将と付き合ってからクラスの女子に無視されるようになった



将はモテるから・・・



彼女だって、私は将の特等席にいるわけじゃないのに・・・



将とはクラスも違うし、話さないから



こんなこと知らない・・・



学校に行ってもひとり


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