心から好きと言って【完】
「・・・それって・・・付き合ってくれるのか!!?」
「ぅん・・・・。」
これで、いいんだよね。
きゅっとコンビニの袋を握りしめる。
「・・・家は、どうする?あと、あいつとは???」
「・・・康太の家行く。将・・・には、明日言う。」
すると、ニコッっと康太が笑って抱きしめてきた。
・・・将には、こんなことされたことなかった。
「まじ、嬉しい。・・・あと、あいつの名前は俺の前で呼ばないで?」
「・・・わかった・・・。」
ひとり暮らしの康太のマンションに向かう。
手を繋いで。
・・・これも・・・初めて。
「留果?」
「?」
「その袋何?」
「・・・あ、お腹すいてて・・・」