心から好きと言って【完】
再会
私は、ただ誰かに求めてほしかっただけなんだ。
康太にそれを求めた私がいけなかったんだ・・・・。
こうなって、康太にあんなことされて・・・・。
馬鹿だ・・・・。
雨が降ってる中でびしょびしょで歩く私をみんなさける。
行く場所もないし・・・・。
私は、自動販売機の横のベンチに座った。
将・・・・。
「・・・・っ・・・・」
泣いちゃダメ。
自分が悪いんだから・・・・。
でも涙が溢れる。
「・・・・っひ・・・・・ふぇ・・・・」
怖かった。
身体が震えて止まらない。
でも、私には行くところも・・・・慰めてくれる人もいない。